副業を始めたいなら「週末コンサル」

副業を始めたいなら「週末コンサル」をめざしてみませんか? 〈鈴木誠一郎 《経営コンサルタント PHP研究所より

普通のサラリーマンでもできる! 「週末コンサル」って初めて聞くけれど何?

「週末コンサル」というのは、「サラリーマンが自分の時間である休日や業務時間前後の私的な時間を使って、コンサルタントとして活動する」という意味です。

サラリーマンを辞めて独立するということではありません。あくまでサラリーマンを続け、本業を持ちながら、「週末」だけ自分の得意分野に関する「コンサルタント」を行っていく活動のことをいいます。

「週末コンサル」を行うことで自分自身が大きく成長していけることはもちろんですが、外部からさまざまな情報や刺激を得られることから、それが本業である会社の仕事にも必ず良い影響を及ぼし、それまで以上に前向きに取り組んでいくことができます。

主旨は、2003年に出版された藤井孝一氏の『週末起業』(ちくま新書)で提唱された「会社を辞めずに起業しよう」と全く同じです。同書はサラリーマンだけでなく社会全体に反響を巻き起こし、ベストセラーとなりました。記憶にある方も多いのではないでしょうか。

「週末コンサル」というのは、まさに「会社を辞めずにコンサルタントになろう」という考え方なのです。

副業を始めようというときに、何を始めるかで悩むことがありますが、私はサラリーマンにはコンサルタントがうってつけであると信じています。

でもコンサルティングって難しいんじゃないの?

確かに、今までコンサルティングとかけ離れた仕事をしてきた人からみると、コンサルタントは誰でもなれるというものではないだろう、と思われるかもしれません。私自身、サラリーマン時代は、ビジネスコンサルタントと聞くと敷居が高い職種というイメージをずっと持っていました。でも、あこがれの職種でもありました。

ところが、実際にコンサルタントになって初めて気づいたことがあります。それはコンサルタントといっても、ごく普通の人がほとんどであるということでした。

それもそのはずです。元はサラリーマンやOLをしていた人たちばかりだからです。

コンサルタントになるにあたって新たに身につけなければならない知識やノウハウも確かにありますが、ベースになるのはサラリーマン時代に身につけた専門知識や技術、ノウハウです。誰にでもコンサルタントになれる可能性があるのです。

仮に長年サラリーマンをしてきた人が一念発起して起業しようとした場合、新しくどんな仕事ができると思われますか?

これまで数十年もホワイトカラーだった人間が、副業だからといって、ウェイターとか、飲食店の洗い場担当とか、ラーメン屋手伝いとか、体を動かす仕事を長期間続けられるものではありません。今までの事務仕事の疲れとは異次元の疲労感に驚くはずです。若いときならばともかく、中年サラリーマンにはとてもきついはずです。

通常、サラリーマンが起業する場合、当然初期投資が必要になります。ところがコンサルタントは、あなたの体ひとつで始めることができます。元手も資格もいらないのです。

コンサルタントになるにあたって、あなたがすべきことはコンサルタントとして必要な知識を身につけることと、名刺を作ることぐらいです。オフィスをわざわざ借りる必要はありません。自宅で十分です。携帯電話とパソコンさえあればいいのです。

コンサルタントとしての形を大事にしたいというのであれば、現在はさまざまなレンタルオフィスがあります。いずれも低料金なので、気軽に利用することが可能です。

コンサルタントの仕事は担当した1件1件がすべて自分の血や肉になります。それがサラリーマンの仕事とは異なる部分です。それぞれの企業現場で汗をかきながらスタッフと一緒になって取り組んだ経験や試行錯誤のプロセスは、確実にコンサルタント自身のノウハウとして蓄積されていくのです。

コンサルタントにとって、無駄なことは何ひとつありません。いろいろな企業にコンサルタントとして入っていくことで「引き出し」はますます増えていきます。

私にできるコンサルティングってあるの?

次にどんなコンサルタントが活躍しているかをみていきたいと思います。

コンサルタントというと、経営やマーケティングなどのビジネスコンサルタントを思い浮かべ、何やら難しい仕事のように聞こえるかもしれません。しかし実際には、一口にコンサルタントといってもいろいろな肩書きのコンサルタントが活躍しています。

そもそも、コンサルタントとは人の悩みを解決する人間のことです。そして、今日のような成熟社会になればなるほど世の中には多様な問題や悩みが生まれてくるので、それを解決していくコンサルタントもバラエティーに富んだ人たちが活躍するようになっています。

例えば、明石家さんまさんが司会をしている『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)というテレビ番組がありますが、ここでは毎回いろいろな肩書きを持ったユニークなコンサルタントが登場しています。災害危機管理コンサルタント、調理科学コンサルタント、スタティスティシャン(統計データ分析コンサルタント)、ホームステージャー(中古物件演出コンサルタント)、飲食店舗活性化コンサルタント等々です。

なかには、「そんなコンサルタントがいたの!?」と思わずびっくりするような肩書きのコンサルタントも出ていて、コンサルティングの幅の広さを感じさせます。

頭に浮かびやすいビジネスコンサルタントは、その中のほんの1つのジャンルにすぎません。ただ、社員として会社の中で長年仕事をしてきたサラリーマンは、その中でも得意な専門分野をベースとしたビジネスコンサルタントになりやすいことは事実です。

実際、ビジネスコンサルタントの多くは、サラリーマン時代に培ったそれぞれの専門分野のコンサルタントとして独立しています。

顧客とすべきは、世の中の90%以上を占める中小企業です。資金も人材も限られている彼らは、常に専門家の力を借りたいと考えているのです。まず、あなたの経験や知識を聞きたいと思っている人たちがちゃんといる、ということを頭に入れてください。

買ってもらえる商品って何?

サラリーマンが売れるものは何でしょうか。それはこれまでサラリーマンとして長年蓄積してきた現場経験、培ってきた専門知識、スキル、ノウハウです。

これらの「経験」や「知識」は頭の中にあって目に見えないために、なかなか気がつきにくいものです。でも、「経験」や「知識」は大変貴重で素晴らしい「商品」になるのです。その商品を買っていただき、「週末コンサル」を始めるのです。

ほとんどのサラリーマンはこのことに気がついていません。自分の頭の中にある「経験」や「知識」が「商品」に転換できるということがわからないのです。

確かに自分自身で気づくのは少し難しいかもしれません。なぜなら自分の「強み」や「売り」は自分ではなかなかわからないものだからです。

私はオンリーワン・コンサルタント養成アカデミーを主宰していることから、これまでに数多くのサラリーマンと面談し、経歴や経験等をお聞きしてきました。そんな中で私が「それはあなたの“強み”ですね」と言うと、ご本人は「え? でもこれくらいは普通ですよ」と言われます。

自分の「強み」を認識することは非常に重要なことですが、じつはけっこう難しいことなのです。でも、一度「強み」を認識することができれば、ますますその「強み」を先鋭化させ、人と差別化していくことが可能になります。

あなたは自分の「強み」をわかっていますか?

※本記事は『サラリーマンのための週末コンサルの教科書』より、その一部を抜粋編集したものです。

 

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