Windows 10を完全自動でインストールする

Windows 10は安定性が高く、そう簡単には不安定にならない。しかも、「更新とセキュリティ」の「回復」から、簡単に初期状態に戻すこともできる。そのため、従来のような再インストールをするケースは少なくなっている。その場合も、通常通りインストールメディアをセットしてPCを起動し、画面の指示に従って数回操作をすれば1時間もしないで処理が完了する。

 何らかの理由で、頻繁に再インストールを行う場合、決まり切った操作を毎回行うのは面倒に感じるかもしれない。そんな人のために、「自動応答ファイル」を作成し、自動的にWindows 10をインストールする方法を紹介しよう。なかなかにヘビーな作業が必要になるので、数ヵ月に1度程度の再インストールなら普通に操作した方がいいかも。特殊な状況で、例えば毎週再インストールしなければならないなら、チャレンジしてもいいだろう。一度完全自動再インストール環境を構築すると、作業がとても快適になる。

※インストールメディアの「sources」フォルダにある「Install.esd」をHDD上の適当なフォルダにコピーする

※検索フォームに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」の右クリックメニューから管理者権限で起動する

作業の流れは、3段階。Windows 10のインストールメディアを用意し、自動応答ファイルを作成し、自動応答ファイルを保存したメディアでインストールするという流れ。ただ、この自動応答ファイルを作る、というのがなかなかの手間。順に手順を紹介していこう。

※「cd 作成したフォルダのパス」と入力して移動し、dismコマンドを入力。「install.wim」を作成する

※「Windows ADK for Windows 10 Version 1607」をインストールする

マイクロソフトのサイトから最新の「MediaCreationTool」を入手して、Windows 10のインストール用USBメモリを作成する。

※インストールする機能を選択するが、そのままでOK

※「Windows Kits」の中にある「Windowsシステムイメージマネージャー(SIM)」を実行する

次に、応答ファイルの作成に必要な、イメージファイルである「install.wim」を作成する。インストールメディアの「sources」フォルダにある「Install.esd」をHDD上の適当なフォルダにコピーし、コマンドプロンプトを管理者権限で起動。「cd」コマンドで作成したフォルダに移動し、「dism /export-image /SourceImageFile:install.esd /SourceIndex:1 /DestinationImageFile:install.wim /Compress:max /CheckIntegrity」と入力する。すると、同じ場所に「install.wim」ができる。

※「Windowsイメージ」の項目を右クリックして、「Windowsイメージの選択」をクリックして「install.wim」を読み込む

※カタログファイルはないので「はい」をクリックする

続いて、応答ファイルを作成するためのツールを準備する。マイクロソフトの「Hardware Dev Center」を開き、「Windows ADK for Windows 10 Version 1607」をインストールしよう。インストールしたら、スタートメニューから「Windows Kits」の中にある「Windowsシステムイメージマネージャー(SIM)」を実行する。左ペインの「Windowsイメージ」で右クリックし、「Windowsイメージの選択」をクリック。作成した「install.wim」を読み込み、カタログファイルを生成する。これで、応答ファイルを作成する準備が整った。

※ファイルサイズが大きいので読み込みに時間がかかる

※カタログが読み込まれ、応答ファイルの作成準備が整った

応答ファイルを作る手順もなかなかなものなので、この続きはこちら

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参照先: 無償アップグレードしたWindows 10をクリーンインストールできる?

 

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